にゃんとま~の放浪記

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【重要】論説『「維新」への懸念 「農業再生八策」を示せ』|日本農業新聞29日

(引用始め)(色付け、【超重要】【重要】、などは引用者による。また(引用者)とある場合も同じ)

【重要】論説『「維新」への懸念 「農業再生八策」を示せ』

 10月中旬以降とみられる臨時国会を控え、緊迫した政局が続く。こうした中で「台風の目」となりつつあるのは、28日に発足した「日本維新の会」だ。しかし、党綱領と位置付ける政策集「維新八策」は多くの問題点を含む。特に納得できないのは地域つぶしに直結する環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の明記だ。元気な地域復活には第1次産業の再生は欠かせない。「維新」は具体的な「農業再生八策」こそ示すべきだ

 民主、自民をはじめ党代表選を終え、主要政党の執行体制も決まった。今後は「近いうち」とされる総選挙をにらみ、臨時国会を挟みながら、各党間の論戦が激しさを増す。臨時国会では、国民生活に直結する赤字国債特例法案や違憲状態となっている衆院の定数是正など、早急に決めなければならない法案がある。「政局国会」ではなく、国民生活の向上に結び付く建設的な論争を通じた「政策国会」こそが問われている。

 こうした中で、党代表選でもテーマの一つになったのが、「維新」との間合いの取り方だ。各種世論調査でも注目度が高い。民主、自民とも党代表選で「維新」の橋下徹代表との関係の近さに言及した候補がいた。総選挙後の政界再編などもにらんだ発言だろうが、その存在は既成政党にとって無視できない存在となりつつある。橋下代表は、日本農業新聞が8月にまとめた農政モニター調査でも次期首相候補の3位となったほどだ。

 橋下代表は大阪での結党宣言の場で「これから大戦(おおいくさ)が始まる。きょうはそのスタートを切る」と総選挙への意気込みを語った。しかし「維新」の政策に踏み込むと抽象的な表現が多く、実効性は大いに疑問だ。高い注目度は代表個人の人気が先行した「風」との見方が多いのも当然だろう。

 政策の柱をまとめた「維新八策」は「大阪都構想、道州制の実現」や「消費税の地方税化、地方交付税制度廃止」などの他に「TPP参加」を掲げた。慶応大学の金子勝教授が本紙9月24日付1面「論点」で、これらの課題と問題点を具体的に述べている。的を射た指摘だ。消費税の地方税化は大都市が潤い、TPP参加は地方の中小企業や農業が壊滅的な打撃を受ける。「税収減とTPP推進によって地方の息の根は完全に止まるだろう」と危険性を表明しており、同様の懸念を抱く。

 「八策」には「改革」という2文字が目に付く。「改革」を前面に出し国民を観客とした劇場対決型の政治が、いかに空虚で格差問題を深刻にしたかは小泉政治を見れば明らかだろう。「維新」は壊国TPP参加ではなく、地方経済の生命線である1次産業を支援する具体的な地域農業振興への「再生八策」こそ早急に示すべきだ。そうでなければ、「夢」から目覚めた地方の選挙民の厳しい視線にさらされるだろう
 
(引用終)

―(引用者)文中にある金子勝慶應大学教授の論点記事⇒【超重要】論点『混迷深める政党政治 迫られる国民の選択』日本農業新聞9月24日http://bit.ly/Pe6fJY 携帯版⇒ http://bit.ly/Pe6fK0 。

 本日の論説記事は昨日のと打って変わって(爆)、マトモだが、ひとつ難があるのは、維新八策に農業政策がないのではないということである。すなわちJAなどの「既得権益層を解体」すると明記しているのである。農業自体を放置すると言っているのであり、そういう政党に「農業再生八策」を求めても出てこないのではないか
 
 むしろ気になるのは安倍元首相に結党以来初の2回目の総裁を選んだ自民党の動きである。右派イデオローグの安倍元首相が総裁になってしまったことで、実は日本維新の会への支持が止まる可能性がある。だから本日のこの論説はマトモな論ではあるけれども、すこし遅れた論になっている。焦点は既に自民党内の反TPP派が持ちこたえられるかどうかに移っている。対中国強硬論で固まれば米国の思惑通りTPP交渉参加に傾く可能性大。そのときに安倍新総裁は維新との水面下での共闘を謀ると思われる。

●29日のトップページ⇒ http://bit.ly/S8CFL0 携帯版⇒ http://bit.ly/S8CHTe

【反新自由主義の砦】日本農業新聞入手方法:1部売り⇒①アキバ本社1F受付(ヨドバシカメラの前の通りを上野方向に徒歩3分)②大手町JAビル(経団連ビルの隣)地下1階農文協・農業書センター。1部92円。バックナンバーもある。また03(5295)7410に電話すれば送ってもらえる。

月極め(2550円。北海道は2450円)⇒(0120)101630もしくは⇒ http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=47

  1. 2012/09/29(土) 17:30:41|
  2. TPP
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